アスベストとは何なのでしょうか
「アスベスト」と言う物を知っているでしょうか。別名「石綿」とも呼ばれている物になります。少し前、健康被害について挙げられたと思いますので、記憶に残っている方も多いと思います。アスベストは火を付けても燃える事が無いので残る性質を持っています。分かりやすいイメージで言うと、昔学校で理科の実験をしたと思います。アルコールランプと一緒に使っていた石綿金網が有りますよね。それがアスベストの性質なんだと思って頂ければと良いと思います。天然の鉱物繊維、それがアスベストになります。溶岩と熱水等が有る特別な条件の元で反応を起こす事で繊維状にアスベストが成長して行くと言う物だそうです。アスベストの代表的な物としては、クリソタイル(白石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)と言う3つの種類に大きく分ける事が出来ます。アスベストは本当に色んな用途にそれこそ広く使われてきた物になります。「奇跡の鉱物」とか「天然の贈り物」とか言われて重宝されてきたそうです。それはアスベストが持つ耐火性、耐食性、耐摩耗性が有るからだそうです。アスベストは繊維状だと言いましたが、その1本の細さはかなり細く、大体髪の毛1本位の太さに5000本位のアスベストの繊維が入っているそうです。もちろんそれだけ細いと肉眼で見る事は出来ません。そんなアスベストの健康被害が取り上げられる様になりました。それはアスベストが身体の中に入ってしまうと肺の一番奥の方に有る肺胞の方にまで入ってしまいます。これは排出されず身体の中に残ってしまいます。この事が身体に悪影響を出してしまうと言う事なのです。
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